株式会社馬場石油
【令和7年度事業事例|石油販売 等】顧客接点のデジタル化とAI活用で属人化からの脱却
内容
テーマ
「 顧客接点のデジタル化とAI活用で属人化からの脱却 」
事業内容:石油販売、一般貨物自動車運送、災害対応型中核給油所運営 等
住所:熊本県熊本市南区奥古閑町306
事業サイト:こちら
参加の経緯
顧客情報が一元化されておらず、業務全体の効率化や情報活用に課題があった。業務用タブレット導入後は、蓄積されるデータの活用や顧客データの有効活用が新たな課題となっている。これらを踏まえ、「業務の仕組み化と属人化からの脱却」、および蓄積データを経営判断やアウトバウンド営業に活かせる組織の実現を目指し、本事業へ参加した。
伴走支援で取り組んだ内容
①LINE公式アカウントの構築

取組前
注文の多くが電話で入り、事務員の本来業務が頻繁に中断。不在時の連絡負担も大きかった。
取組後
リッチメニューによる自動受注フローを構築。電話件数が削減され、事務工数の大幅な削減を実現。
②電子契約ツールの導入検証

取組前
紙の契約書の郵送により、印紙代や郵送費が発生。締結までに数週間を要していた。
取組後
電子契約(ベクターサイン)の導入により、印紙代の削減と即日契約が可能になり、業務スピードが向上。
③生成AI(NotebookLM)の活用

取組前
就業規則やマニュアルがPDF等で散在し、必要な情報を探すのに時間がかかっていた。
取組後
各種マニュアルをAIに学習させ、社内FAQを構築。管理部門への問い合わせ工数の削減を図った。
導入成果・成果予測
・事務・コストの削減
→1件あたり数千円の印紙代を削減。月間約800件発生していた複雑な単価設定チェックも効率化
・LINE受注の導入による業務中断の防止
・組織的なナレッジ共有
今後の展望
・Kintoneの全社展開
・配送レポートの自動化
・LINE運用の高度化
・セキュリティ体制の公表
伴走支援を通しての感想
伴走支援を通じて、自社の課題に対する具体的な解決策を得ながら、ツール選定から実務構築まで着実に進めることができた。定期的な面談による進捗確認があったことで、DXの取り組みを途切れさせることなく継続できた点も大きい。また、DXは特別なものではなく、身近な業務改善の積み重ねであることを実感し、小さな一歩から会社に前向きな変化を生み出せると感じた。