株式会社熊日広告社

【令和7年度事業事例|総合広告代理業】販売管理ツール導入に向けた業務整理と運用設計

内容

テーマ

販売管理ツール導入に向けた業務整理と運用設計

事業内容:総合広告代理業(マスメディア・WEB・イベント等)
住所:熊本県熊本市中央区本山町225-1
事業サイト:こちら

参加の経緯

社内ではDX推進グループを中心に、資料のデジタル化や社内申請のペーパーレス化などの取り組みを進めていた。しかし、営業案件の管理や収支管理、資料作成などの業務に多くの時間がかかっており、生産性向上に課題を感じていた。自社だけでDXを進めることには限界を感じていたことから、専門家の客観的な視点を取り入れながら業務整理と改善を進めるため、本事業へ参加した。

伴走支援で取り組んだ内容

①業務フローの可視化と課題整理

営業案件の流れや見積・発注・請求などの業務プロセスを整理し、業務フローを可視化。その結果、見積書作成や案件管理、収支管理などの業務が分散しており、資料作成や確認作業に多くの時間がかかっていることが明らかになった。

②販売管理ツール「board」の導入検討

案件管理、収支管理を効率化するツールとして、販売管理システム「board」の導入を検討。Excelで作成している見積書や既存システムの発注書と比較しながら、ツールでどこまで業務を再現できるか検証を行った。

③現行業務とのギャップ整理

現行のExcel運用とboardの機能を比較し、運用上の差分を整理。

【主な検討項目】
・見積書の備考欄の扱い
・帳票レイアウトの調整方法
・税別/税込表示の扱い
・原価、マージンを考慮した単価設定
・案件別の集計方法

④見積品質とガバナンス強化の検討

ツール導入を単なる効率化にとどめず、見積品質や収益管理の精度向上にもつなげるための運用設計を検討。

・見積金額の正確性を担保する仕組み
・承認プロセスの整備

導入成果・成果予測

・営業案件や業務フローの整理による課題の可視化
・販売管理ツール導入に向けた運用方針の明確化
・DX推進体制の理解深化と社内基盤の整備

今後の展望

・販売管理ツールによる案件管理の効率化
・営業、経理業務のデジタル化推進
・生産性向上による組織力強化

伴走支援を通しての感想

自社だけでDXを進めるには限界を感じていたが、伴走支援を通じて業務フローや課題を整理できたことで、自社の現状を客観的に見直す機会となった。専門家の視点から具体的なアドバイスを受けることで、DX推進グループメンバーの知識や視野も広がり、社内でDXを進めるための理解が向上。ツール導入ありきではなく、業務全体を整理した上でデジタル化を進める重要性を実感することができた。